2012年3月30日金曜日

ワクチンについて考える


 ワクチンは感染症のコントロール方法の1つとして開発されてきましたが、個体差によってその反応が千差万別なのも確かです。
 反応の中には、アナフィラキシーショック、衰弱、嘔吐、粘膜表皮の蒼白、ムーンフェイス(死亡もあります)など、投与直後に現れるものもありますが、他にも副作用があるのも事実なのです。
 現在犬では5種や7種、8種混合ワクチン、猫では3種、4種混合と猫白血病単独のワクチンがあり、病院では毎年の接種を啓発していますが、 人間も動物もワクチンを接種することのリスクは同じはずです。
何らかの薬物が体内に投与されると、期待される効果の裏には必ず副反応があるのです。

 アメリカやヨーロッパでは近年、ワクチンは有益なのか有害なのかの論議があり、ワクチンへの疑惑もあります。
 日本でもワクチン3年毎説の動きがあります。
ホリスティックな獣医師は、ペットの疾患の原因として遺伝性疾患とワクチン接種を警告をしていますが、 日本ではワクチン普及率もアメリカとは違いますし、ワクチンは素晴らしいものであり命を救ってくれるという認識が一般的となっています。
 しかし、ワクチンはいつでも効果があがるとは限りませんし、絶対に安全であるという保証もありません。
 ワクチンを接種したはずの感染症にかかることは珍しくもありません。
その動物が弱っていたために、ワクチンのウイルスが重大な反応を引き起こす可能性も高いのです。
 
ストレスや、病気の場合、免疫系が弱っている場合、ステロイドなどの薬物投与を受けている場合は、ワクチン接種により期待されているはずの抗体を作ることができない場合もあるからです。

 子犬や子猫の頃に接種されたワクチンを毎年接種しなければならないという免疫学的な理由もありません。 逆にワクチンの副反応が生じることはわかっているのです。


子猫の心雑音の症状は何ですか

 ワクチンには、弱毒性生ワクチンと不活性化ワクチンがあります。
 弱毒性ワクチンは生きている病原体の毒素を重篤な症状を起さない程度に弱めたものです。
体内で増殖させて軽い炎症を起して、自然にかかった病気から回復したあとと同じ免疫を与えようとするもので、通常は微量のワクチンを1回接種するだけで、長期にわたる免疫が得られます。
 さらにこれを自然に感染すると同じ経路から接種した場合は、免疫持続期間が約10年と言われていますが、日本で用いられているワクチンでは感染経路から接種するワクチンはありません。

 不活性化ワクチンは、培養したウイルスを精製し、ホルマリンなどで働きを抑えて感染性を失わせたワクチンで、弱毒性に比べて免疫原性が弱いので、 2〜3ヶ月から2〜3年と言われています。
 不活性ワクチンは弱毒性生ワクチンよりは安全ですが、免疫反応の効果を強めるためにアルミニウムなどのアジュバンド(免疫系を刺激するためにデザインされた化学物質で結果的に防衛反応を増加する)や病原体を不活性するためにホルマリンなどを加えます。
 そのほかにも動物の卵(犬の卵へのアレルギーの原因としてジステンバーウイルス培養時に用いる卵が考えられている)腎臓、脳などのタンパク質が混ざるため、稀ですがアナフィラキシーショックがワクチン投与後1時間以内に生じることもあります。

 どんなワクチン成分でも、アナフィラキシーショックを起しますが、原因物質が同定されるまでは同じワクチンを接種するべきではないと言われています。


動物は実験に使用されるべき

 ワクチンには、混合ワクチンと単味ワクチンとあります。
ワクチンの使用頻度は混合ワクチンの方が多く、飼い主の手間が省けることと、安価だということが考えられます。
 しかし、あまりにも多くの抗原を一度に接種しすぎなのではという議論があります。
一度にあまりにも大量の抗原が与えられるために、免疫系の能力の限界を超えてしまう事態が生じること。
あるワクチン接種が他のワクチンの免疫反応を抑制してしまうこと。が問題になっています。
 自然の状態では、一度に5種類や7種類ものウイルスに感染することなどあり得ませんので、繰り返し行われる注射、特に混合ワクチンを受けることで、自然免疫力を失うことになるはずです。
そして免疫系に混乱をきたす結果、副反応� �問題になってくるのだと言われています。

 アナフィラキシーショックや、ワクチン後犬ジステンパー脳炎といった反応は、ワクチン接種と関連づけることができ、犬の免疫介在性溶血性貧血の症状も、症状が現れる前の1ヶ月以内のワクチン接種と関連づけられています。 そして逆に変異株の問題がでてきていると言います。

 猫おける白血病のウイルスに対する感染もワクチン接種が引き金になっていることが多く、さらにこのワクチン接種が原因で2〜3週間後に猫伝染性腹膜炎を引き起こすことさえあると言うのです。
 猫のワクチン接種部位の繊維肉腫が90年代に入って多く出現しはじめたため、一般の医師でさえワクチンの安全性に疑問をもちはじめているはずなのですが・・。

 こういった事実があるにもかかわらず、ほとんどの医師は毎年のワクチン再接種をすすめています。
しかしアメリカやヨーロッパでは、さまざまな慢性疾患との関連性を疑い、接種に待ったをかけはじめているのです。

ワクチン接種によって起こるペットの慢性疾患
 
100年以上も前に、医師のバーネット博士が慢性疾患を説明する用語としてワクチノーシスと用い、ワクチン接種の結果、情緒的、精神的、肉体的変化が永続的に生じて、身体内のエネルギーの流れを乱すものと述べています。


 


博士の調査結果で、ワクチンが感染症から保護していたというより、実は感受性を持たせてしまう結果を作って死亡しやすいというものです。
 さらに繰り返されるワクチン接種のために、犬ジステンパーなどの急性疾患が様々な慢性疾患として出現し、その形態を変えている事実にも気づいたのです。

 ワクチノーシスは、自然に起こる急性疾患に代わり、今までなかった疾病に姿を変えた慢性疾患を確立してしまったのです。
 ワクチン由来の健康上の危険性として、エイズ、アレルギー、関節炎、喘息、自閉症、失明、癌、白内障、慢性耳炎、てんかん、ワクチン接種部位の繊維肉腫、異常行動、甲状腺機能障害、若年性糖尿病、学習障害、白血病、伝染性腹膜炎、免疫系の障害、心臓、肝臓、腎臓病、膵 臓病などあらゆる臓器障害をあげています。
 アメリカのたくさんの獣医師たちが、混合ワクチン接種と関連した犬猫の様々な慢性疾患の存在に気づいていますし、いくつかの研究ではワクチンは免疫抑制を引き起こすこともわかっています。
慢性疾患を抱えているペットの治療記録をチェックすると3ヶ月以内に最初の症状が出現していることに気づくそうです。
接種後直後で何らかの反応に関しては、ワクチンとの関係が考えられるのですが、ときには1〜2週間後に重篤な症状(歯肉からの出血、アレルギー、癲癇発作、出血)を示すペットもいて、数ヶ月、1年後になると腎臓や肝臓の不全、変性関節炎やガンを引き起こすこともあるというのです。

 常識で考えた場合、直接身体に数種類もの変異したウイルスや最近� �接種する方法が安全だと誰が言い切れるのでしょうか。
 自然感染では皮膚、粘膜、涙、唾液などの一次防衛システムを通過していきますが、ワクチン接種では血流とリンパ系で直接吸収されてしまうのです。
 身体は、抗生物質、防腐剤、アジュバントを含んだ様々な異物に攻撃され、ダメージを受けずに耐えられるはずなどないのです。
 病気を予防するための一番の方法は原因を取り除き、最高の適切な栄養と愛情、ホリスティックケアを行うことです。


 ワクチンという形で、毒物や病気を投与することは病気を予防しないうえに、癌や白血病、心臓、肝臓、腎臓、脳の損傷、痙攣、アレルギー、その他の免疫低下による症状などの新しい疾患を作り出す結果になると警告しています。
 ここ十年あまり開発された動物用ワクチンが次から次へと日本に上陸していますが、毎年接種し続けたら何が生じるかに対して、製薬会社は目を向けることはないのでしょう・・・・・。
 劇薬に指定されているワクチンが、動物になら何故安全だと言えるのでしょうか。
 
 毎年の追加接種は普及していますが、正当化する根拠はあまりないと言います。
獣医学会の最新の公式見解では、毎年の追加接種は必要ないし効果もありません。と動物免疫学の専門家たちはこの立場をとっていて、毎年ワクチンをしないそうです。
 ワクチンを繰り返し投与すると潜伏期にあるワクチン性の感染症が活性化される危険性が高いのは猫の場合だとも言っています。
 さらに猫白血病ワクチンは、現在入手できる猫用のワクチンの中で最も有害だともされています。

理想的なのは、
1 含まれる個々のワクチンの数が少ない単一の注射をすること
2 生ワクチンよりも不活性化ワクチンを用いること
3 幼齢動物には投与量を減らす
4 早すぎる月齢でのワクチン接種を避ける
5 毎年の追加接種をやめる
と言われていますが、市販のペットフードしか与えられないような環境だった場合、子犬や子猫、感染症が蔓延している地域など感染のリスクを考えた場合には接種は必要になると思います。

 最接種のリスクを減らすためには、移行抗体のレベルを血液検査にて測定し、抗体が低下していたら再接種する方法をとるとよいと思います。

★ かかりつけの獣医師と相談のうえ、犬猫にとって最善の方法を飼い主さんのご判断でお選び下さい。


 私が思う最善の方法は、日ごろからの免疫力向上のために自然食を与え、年齢や環境にあったサプリメント補給することだと思います。
 健康の基本は食事ですので、再度食事の重要性を考慮して、いつまでも健康で長生きしてほしいと切望します。

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